CyanogenMod10.1のROMを提供しているHashcode氏が2013/05/11に<ATTN: Backup your boot0 block today>というタイトルのスレッドを立ち上げています。
この記事で、Kindle Fire HDの”boot0″ブロックのバックアップを薦めています。ATTNなので注意ということですね。
このパーティションには、Wi-FiやブルートゥースのMACアドレス、端末のシリアル番号などが保存されており間違って消してしまった場合、端末固有情報のため他の端末からリカバリーできないようです。色々弄ったりする場合は、事前にバックアップしておいたほうがよさそうです。
<Kindle Fire 2nd-bootloader + TWRP 2.4.4.0 for the Kindle Fire HD 7>の
バックアップ情報にもboot0ブロックのバックアップが追加されています。
早速、バックアップを行いました。
現在、Kindle Fire HDにはCyanogenMod10.1をインストールしています。
記事内に書かれているコマンドは以下になります。
ddコマンドで”boot0″ブロックを”/sdcard”フォルダにコピーし、pullコマンドでパソコンにコピーします。
{code}
adb shell su -c “dd if=/dev/block/mmcblk0boot0 of=/sdcard/boot0block.img”
adb pull /sdcard/boot0block.img
{/code}
今回はADBコマンドではなく、端末エミュレータを利用してバックアップを行いました。
コマンドを入力します。
SuperUser権限を許可します。
コマンドが実行され、”/sdcard”フォルダに”boot0block.img”ファイルが作成されます。
このファイルをパソコンにコピーし、保管しておきます。
このboot0ブロックを間違って削除した場合は、ネットワークなどにつなげることができなくなるようです。
もし問題が発生した場合、以下のコマンドを実行してリカバリーします。
{code}
adb push boot0block /sdcard/boot0block.img
adb shell “echo 0 > /sys/block/mmcblk0boot0/force_ro; dd if=/sdcard/boot0block.img of=/dev/block/mmcblk0boot0;”
{/code}
早めのバックアップをおススメします。