WildMediaServerには事前トランスコード(Pre-Transcoding)機能があります。
通常のトランスコードはリアルタイムに実行されますが、パソコンが非力だったりするとスムーズに視聴できなかったり、巻き戻しや早送りなどでワンテンポ遅れたりしてしまいます。事前に対象動画をトランスコードして保存しておくことによりスムーズに視聴できるようになります。
事前トランスコード(Pre-Transcoding)機能を使うには、”Settings”の”Transcoder”内の”Pre-transcoding movies”にトランスコードする元動画が格納されているディレクトリと、変換済みの動画を格納するディレクトリを設定します。
設定する内容は以下のとおりです。
1.”Finished files directory”にトランスコード済みの動画を格納するディレクトリを指定
2.”Sourcs files directory”にトランスコードする元動画が格納されているディレクトリを指定
3.”Transcoding Profile”にトランスコードに使用するプロファイルを指定
※”Transcoding Profile”は任意です。
ここから – 2012/04/14 追加
“Transcoding Profile”を指定しない場合、初期設定されているプロファイルが使用されます。
※WMSのトランスコードプロファイル一覧