我が家のネットワーク上にはLANハードディスク(NAS)としてIODATAのHVL1-G1.0T(換装して容量2TB)を構築しています。
HVL1-G1.0TはDLNAサーバー(DMS)が搭載されているので、BRAVIAのDLNAクライアント(DMP)に対してコンテンツを配信できるのでやってみました。
※HVL1-G1.0Tは既に販売終了しています。最新のRECBOXとほぼ同等の機能です。
※BRAVIA 〈KDL-32EX420〉が対応しているDLNAデバイスは?
BRAVIAの取説には、USBメモリーなどから再生できるフォーマットが以下のように書かれています。
動画:
フォーマット | 拡張子 |
---|---|
AVCHD | mts/m2ts |
MP4(AVC) | mp4 |
MP4(MPEG4) | mp4 |
MPEG1 | mpg |
MPEG2 | mpg |
WMV | wmv/asf |
音楽:
フォーマット | 拡張子 |
---|---|
MP3 | mp3 |
WAV | wav |
WMA | wma |
写真:
フォーマット | 拡張子 | 備考 |
---|---|---|
JPEG | jpg | MPF Baseline準拠 |
JPEG | jpg | DCF2.0/Exif2.21準拠 |
RAW | arw | ARW/ARW2.0形式のファイル 簡易再生のみに対応 |
MPO | mpo |
REGZA Z9000に比べて再生できるフォーマットが格段に多いです。特にAVCHDが再生できるようになっているのが嬉しいです。基本はこのフォーマットにあわせてコンテンツを用意すればOKです。
しかし、USB経由で再生できても、DLNA経由だと仕様が異なったりして再生できなくなるケースもあるので、実際に再生できるか試してみるしかありません。
用意したコンテンツをHVL1-G1.0Tにコピーします。HVL1-G1.0Tには”disk1″と”contents”のフォルダが最初から用意されています。
“disk1″のフォルダはネットワーク(SMB)共有専用です。今回DLNA配信したいのでコンテンツは”contents”フォルダに格納します。”contents”フォルダ内に動画、音楽、写真のフォルダを作成し、対応するコンテンツを格納しました。
“動画”フォルダには以下のようなフォーマットの動画を格納しました。
まずは動画から再生。ホームメニューの”メディア”からビデオを選択します。
認識できるDLNAサーバー機器が表示されます。LANハードディスク(HVL1-G1.0T)を選択します。
今回は”Folders”を選択しました。”Video”でも構いません。
格納した動画一覧が表示されます。”M4V”拡張子も表示されました。用意した”MKV”と”AVI”は一覧に表示されませんでした。
選択して再生します。一覧表示された動画はすべて再生可能でした。
次に音楽。
ホームメニューの”メディア”からミュージックを選択します。
LANハードディスク(HVL1-G1.0T)から”Music”を選択します。
MP3のタグから、アルバムやジャンル、アーティストなどでフォルダ分けされます。今回は”Albums”(アルバム)を選択しました。
“Albums”(アルバム)一覧が表示されます。アルバムアートが用意されているファイルは画像が表示されます。
最後に画像。
ホームメニューの”メディア”からフォトを選択します。
LANハードディスク(HVL1-G1.0T)から”Photos”を選択します。
一覧表示やサムネイル表示から画像を選択すると全体に表示されます。
DLNA経由での拡張子とコーデックの関係がいまいちわかりませんが、基本は取説通りのフォーマットが再生できました。
特にCanonのビデオカメラで撮影したAVCHDがそのまま再生できるのは助かります。画像の表示もストレスなくスピーディーに表示されます。これだけのフォーマットが再生できるのはすごく便利です。 (Y)
次回はREGZAで録画した番組をBRAVIAで再生できるか試そうと思います。
EX420ってUSBメモリーに音楽などを入れて
それをテレビに接続して聞けたりできるんですか?
はい、聞けますよ。 (8)